ココロプラス事務局より「見えない“がんばり”をほめる」
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- 2023年6月30日
- 読了時間: 6分
更新日:2023年7月25日

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まずは私たち大人がこれらのテーマに向き合い、子ども達に伝えていけるといいですよね!
ココロプラス事務局&声かけアドバイザーMakiのホッと一息
第4週のテーマ
「見えない“がんばり”をほめる」
今週のメルマガでは、事務局の荒川が“声かけ”を実生活でどのように活かし、
親子で変化していったかについて、ご紹介したいと思います。
『子どもの心を強くするすごい声かけ』のすごいところは、
“声かけ”と共に親の意識が変わり、子どもの心が元気になるところです。
これは世界各国で実証されている科学的根拠に基づいているからだと思います。
***
小2の1年間はわが子(仮名:まめ)と母子登校したのですが、親は学校との間に立ちますので、まめは自分の味方になってくれない私に苛立っていました。一方、教室に居られず大声を出すまめに対して、私はどうしても「もう少しがんばってよ」と言ってしまっていました。
秋頃だったか、この本に出逢いました。『すごい声かけ』には、「できないことだけじゃなく、できたことにも注目する(p.110)」、「能力ではなくて、努力やがんばってきた過程に注目して、努力、スキル、方法、向上したことをほめることが大切です(p.224)」と書かれていました。
【声かけ例】
学校に行けたけど、落ち着かずすぐに下校した
⇒「学校に行けてすごいね」「がんばりやさんだね」
「今日もまめは学校で一番良い子だったよ」
(こういう日が多く、本人が一番辛かっただろうなと思ったので、それでも学校に行ったことを認めてあげたくて、よく言っていました)
学校でかんしゃくを起こさなかった⇒「今日は落ち着いて過ごせたね」

ある日、お昼前に家に帰り、ソファーのいつもの居場所に座っていたまめに、
「まめは本当に偉い子だよ」と言ったとき、まめが“心から安心した”という表情をしたのです。
私自身もいつも敗北感を背負って下校していたのですが、それからは変わりました。
学校に短時間しかいられなくても、行けないときがあっても、『すごい声かけ』を実践していけば、家でも子どもの心の成長をサポートできる、と実感したからです。
***
まめは情報処理が「視覚空間型」で、現行の聴講式の教育システムだと情報が頭に残りません。体や手を動かしながら体験して学ぶタイプですので、教室で過ごすのはとても辛かっただろうと今は分かります。
これからも“声かけ”で工夫した点や、家での学びについてお伝えしていきたいと思います。今は色々辛くても、同じような想いをされている親御さん達、一緒に子育てしていきましょう!
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恥ずかしがり屋さん、先生が他の子を叱る声が嫌だ、小さな変化にも動揺してしまう
そんなお子さんには、素晴らしい力があります。
繊細さんが持つ素敵な力を育てながら、逆境や困難を乗り越える力を育てていきましょう!
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【参考書籍】
足立啓美『子どもの心を強くするすごい声かけ』(主婦の友社,2021)
イザベル・フィリオザ『子どもの気持ちがわかる本』(かんき種パン,2022)

ココロプラス・アカデミー事務局 荒川
学校が苦手な我が子の子育てで悩んでいたとき、足立さんの書籍「子どもの心を強くするすごい声かけ」に出逢いました。
声かけを実践してみると、それまで気持ちが張り詰めていた長男が「心から安心した」という表情をしました。声かけを心がけて1年が過ぎましたが、私自身の心も少しずつポジティブに変わってきたと感じています。「すごい声かけ」は親子の心を確実に変えてくれます!
2022年10月よりココロプラス・アカデミーの事務局を担当しております。ココロプラス・アカデミーを活用していただくと、世界基準の知見と心理教育に基づく声かけメソッドを、お母さんがお子さんに、自宅でいつでも実践することができます。これはとても画期的なことです!
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