声かけ博士足立啓美(あだちひろみ)の「“愛着形成”の重要性」について
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- 2023年3月19日
- 読了時間: 4分

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まずは私たち大人がこれらのテーマに向き合い、子ども達に伝えていけるといいですよね!
メルマガ2週目は「非認知スキル」をテーマに、研究や実践のコツをお伝えしております。 先月は、「親の養育態度とレジリエンスの関係」をお伝えしました。今回のテーマは【“愛着形成”の重要性】です。
先日出版させていただきました『最新科学でモヤモヤをすっきり解消!子育て最適化大全』(永岡書店)の中で乳幼児期の子育てのベースとして「愛着形成」の重要性をお伝えさせていただきました。この点についてもっと知りたい!というお声をいただきましたので、今回のテーマにしたいと思います。
3月のテーマ 【“愛着形成”の重要性】
ボウルビイという有名な心理学者、耳にされたことがある方もいますよね。ボウルビイ博士が「養育者という特定の人物に対して注意や関心の結びつきを集中させていく心理機能」としてアタッチメント(日本語訳が「愛着」)を提唱しました。愛情を伴う「心の結びつき」を表しています。乳幼児期に、この「心の結びつき」をしっかりと形成できると、その後の人生の土台となって困難な場面にあっても乗り越えられるように、支えてくれるのです。

赤ちゃんが「心の結びつき」を形成するのは、日頃から数多く相互作用してくれる人であるといいます。この相互作用の質が、愛着を安定させるか、不安定なものにさせるか決めるのです。
この愛着理論をメルマガの中で全てお話しするのは難しいのですが、愛着に関する研究の中から、2つの大切なポイントに触れておきたいと思います。
1つ目は、親の反応が一貫していると子どもは安定するということ。いつも対応を変えていると、子どもはいつ何が起こるわからなくなってしまいます。そうすると子どもはとても不安を感じてしまうのです。
2つ目は、子どもの視点から見てみることの大切さです。特に、子どもが感じていることに共感し、それを表情や声のトーンで子どもの状態に合わせた言語を通して子どもにフィードバックすることです。悔しそうにしていたら、「悔しかったね」と表情と声のトーンに気をつけて伝えてあげる、というようにです。
子育てに関しても世界中にたくさんの研究知見があります。うまく活用して、子育てスキルをアップすることで、子育てに少しだけ余裕と自信が持てたら素敵ですよね。

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担当講師 足立 啓美(あだち ひろみ)
東京サドベリースクール設立に関わり、スタッフを務めるなど国内外の教育機関で10年間の学校運営と生徒指導を経て現職。強みや才能は、どのような関わりと環境から引き出されるのかを研究。 現在は、ポジティブ心理学をベースとした教育プログラム開発、小学校〜高校、適応指導教室など様々な教育現場で、レジリエンス教育の講師として活躍中。子ども達の学びを支援する大人の講座(PTA研修、教員研修、企業研修)の講師を務め、子ども達のウェルビーイングを包括的にサポート。ポジティブ心理学コーチとして個々のサポートも行っている。
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